2006年11月09日

若者の読み書き能力

昨日のNHK「クローズアップ現代」で若者の読み書き能力の低下を取り上げていました。

ある製造現場の生産過程で「差異がある場合は上司に報告すること」という注意書きが目の前にあるにもかかわらず「差異」の意味がわからずに報告しないままにし、数百万円の損害が生じてしまった事例を紹介していました。

この事例のように読み書き能力の低下は、企業にとっても問題です。言葉の意味が伝わらなければどんなに文章で説明しても中身が伝わらないことになります。

その会社では社員全員に漢字検定の受検をさせることにして学習させていました。

携帯電話やパソコンの普及で手書きの機会が減っていることも読み書き能力の低下につながっているようです。

大学生の文章で「太陽系」を「太陽計」、「総会」を「創会」と書かれているのが写されていました。また、漢字を使わずひらがなで携帯メールを送る若者も増えているようです。

確かに自分も手書きをする機会はぐっと減っています。いざ手書きで書こうとしても簡単な漢字が書けなくなっています。

人の振り見て我が振り直せといったところです。



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