2006年11月

2006年11月26日

特定社労士試験終了

10月から始まった特定社会保険労務士の特別研修、試験が昨日でやっと終わりました。

昨日は午前中に研修。午後から試験でした。

第1回目の試験に比べて明らかに回答しなければならない量が多い。これで同じ試験時間なのですからたまりません。

実力が伴わないこともあり、焦りまくりました。時間をかけて整理することもせずひたすら記述するだけとなってしまいました。

鉛筆は使えないこととされボールペン等で書かなければなりません。何度も二重線で消して解答用紙が汚くなってしまいました。おまけに焦って書くものですからそれでなくても汚い字が一段と汚くなり、この解答を読んで採点しなければならない人がかわいそうです。

試験の感想は、いずれの人も難しかったとの声が多かったです。

合格発表は、3月20日となっています。
期待せず待ちたいと思います。

2006年11月20日

特別研修もあと少し

先週の金曜、土曜と特定社会保険労務士の能力担保措置としての特別研修でした。今回はゼミナール研修と称してグループ研修ででまとめたあっせん申請書、答弁書の検討、検討課題について弁護士を講師として行われました。

さて、この研修も11月25日の午前中の講義、午後の試験で終わりになります。

問題は、午後の試験。

これに合格しなければ特定社会保険労務士として登録ができません。

今回の試験が第2回目となります。
第1回目の試験問題をみると字数制限内で必要な要件事実をまとめなければなりません。これが難しい。さらに漢字が書けなくなっていてこれも大きな障害。おまけにボールペン等の使用となっていて消しゴムが使えないのでさらにプレッシャーとなります。

試験まで後数日なので試験勉強します。



2006年11月09日

若者の読み書き能力

昨日のNHK「クローズアップ現代」で若者の読み書き能力の低下を取り上げていました。

ある製造現場の生産過程で「差異がある場合は上司に報告すること」という注意書きが目の前にあるにもかかわらず「差異」の意味がわからずに報告しないままにし、数百万円の損害が生じてしまった事例を紹介していました。

この事例のように読み書き能力の低下は、企業にとっても問題です。言葉の意味が伝わらなければどんなに文章で説明しても中身が伝わらないことになります。

その会社では社員全員に漢字検定の受検をさせることにして学習させていました。

携帯電話やパソコンの普及で手書きの機会が減っていることも読み書き能力の低下につながっているようです。

大学生の文章で「太陽系」を「太陽計」、「総会」を「創会」と書かれているのが写されていました。また、漢字を使わずひらがなで携帯メールを送る若者も増えているようです。

確かに自分も手書きをする機会はぐっと減っています。いざ手書きで書こうとしても簡単な漢字が書けなくなっています。

人の振り見て我が振り直せといったところです。



2006年11月08日

継続雇用定着促進助成金申請

高年齢者雇用開発協会へ継続雇用定着促進助成金の申請に行ってきました。
水道橋の事務所に行くのは初めてでした。窓が多くあるせいか以前の事務所より明るくなったというのが印象でした。

ところで私はこの助成金についてはあまり積極的ではありません。
もちろん問い合わせがあれば丁寧に説明はしますが自分からこの助成金について進んでお知らせすることはしていません。

会社が本当に希望している社員全員を60歳定年後も雇用し続けるのであれば活用できるかもしれません。

しかし、せっかく選別できる機会を与えてくれているのですからそれを自ら手放すことはないと考えています。
やっと定年になってくれたと思ってもこの助成金をもらうために希望者全員を雇用するという制度を入れたためにそれが適わなくなるからです。

助成金をもらうために希望者全員を雇用するという制度を導入するのであれば本末転倒と言うしかありません。







2006年11月07日

是正勧告

労働基準監督署に是正勧告書を受け取りに顧問先の社長と出かけました。
労務管理上のことはそれほど問題はないのですが安全衛生上の指摘が多くなりました。

製造業なので機械類の特定自主検査、作業に必要な資格の有無、防塵対策など、どちらかといえば私にはあまりなじみのない分野といえるものが多くありました。

こういったことがないとなかなか学習する機会もなく、これを機にこのあたりのことも確認をしておこうと思います。

ありがたいことに基本的なことについては役所のパンフレットにコンパクトにまとまっています。



社会保険事務所で

社会保険事務所へ手続きに出かけた際の窓口での出来事です。

順番待ちをしていると窓口でなにやらやりとりをしている様子。
どうやら会社の社長と思われる人が新規適用のことで相談をしているらしい。
社長は、保険料の支払いが心配なご様子。
社保の担当者は加入することは法律上義務であることを説明しています。

「それでは、保険料が払えなくなったらどうすればいいの?」
「加入が義務となっている以上、会社にがんばってくださいとお願いするしかありません。」
「だったら加入しない方がよいのでは?」
「でも、義務ですから」
「加入していないときは何も言われないのに加入して保険料が払えなくなるとうるさく言われるのはなんか変じゃありませんか?」
「・・・」
「ナットクできないな〜。」

てな調子です。

社保の担当者も結構痛いところを突かれて説明しずらそうです。

法律上は、強制加入で義務とは言っても実際のところは任意加入と変わりがない。
会社が手続きをとらなければ加入できないのですから。

グループ研修終了

特定社労士の特別研修の一つであるグループ研修が11月3日に終了した。

あっせん申請書の起案、答弁書の起案、五つの検討課題の検討、倫理についての検討を各グループごとに行いました。

私は、グループリーダーになっていたのですがこの役割がはっきりしない。突然、連合会からグループリーダーに選任されたのでお願いしますの紙切れ一枚とグループリーダー用の冊子が送られてきただけでそれを読んだだけではよくわからない。

ただ道筋を外れたときは、修正するようにとか、起案をまとめてグループとして提出するようにとか書かれれているだけである。

起案を提出しなければ特定社労士の研修を修了したものとならず、受験することができない。

グループリーダーによっては、徹夜で起案をまとめた方もいたようです。

そもそもどのようにしてグループリーダーが選任されるのかも明らかでない。

来年からの研修は、連合会ももう少し考えた方がよいのではないか。